interview 01
仲間と励まし合い一級建築士に。今後は女性初の管理職も目指したい
建築部計画課 課長代理
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仕事内容について教えて下さい。
商業施設や集合住宅など建築士として設計監理を担う。
私が入社した2000年頃は、女性社員の割合がまだ1割にも満たない程度で、女性技術職が珍しい時代でした。それもあってか、当時の上司が、分野に関わらずいろいろな仕事を経験させてくれ、営業をしたこともあります。お陰で人脈を広げることができました。
現在は建築士として、設計施工物件の設計監理を担当しています。お客様はJRグループをはじめとした企業や個人など非常に幅広く、ご要望に応じて商業施設や集合住宅、事務所ビルなどを設計します。そして工事が始まったら、施工業者と連携して、図面通りに工事が進んでいるか、スケジュールに遅れがないかといった監理を行います。現在は駅に隣接する高架下店舗と、集合住宅を担当しています。
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広成建設に入社して良かったと思うのは、どのようなことですか?
仲間と励まし合いながら
一級建築士の資格を取得。上司・同僚ともに相談しやすい雰囲気で、仕事で困った時も1人で抱え込むことがないので、とても働きやすいですね。また近年のように社会全体で働き方改革が盛んになる以前から、当社ではライフワークバランスの充実に積極的でした。そういった社員を大切にする社風があったらからこそ、一級建築士になってもっと会社に貢献できるようになりたいと考えるようになり、勉強と仕事を両立させられたのだと思います。約5年間、夜間の学校に通ったことを考えると、我ながら頑張りましたね。社内に一級建築士を目指す仲間がいたので、お互いに励まし合いながら乗り越えることができました。
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女性初の課長代理という立場で、心がけていることはありますか?
性別に関わらず
活躍の場が広がるように。以前は当社でも、女性は結婚したら退職するのが一般的だと考えられていましたが、そんな価値観も時代とともに変化し、家庭と両立しながら仕事を続けている女性社員もたくさんいます。そして女性も、今では当たり前の存在になってきました。とはいえ、やはり建設会社なので男性が多い職場には変わりありません。私は労働組合の役員もしていますので、女性が仕事においてどんな悩みを持っているのか、家庭との両立で困っていることはないか、といったことにもしっかり気を配り、性別に関わらず職場で活躍の場が広げられるようにフォローしていきたいと思っています。