健康経営の推進

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健康経営の推進について

「健康経営」とは、社員一人ひとりの健康を重要な経営資源と捉え、社員のこころとからだの健康の維持・増進を支援することで、企業の生産性や価値の向上を目指すものです。
当社では、年度毎に安全衛生考動計画により取組方針を定め、社員の健康増進と職場環境改善に向けて、様々な施策を継続的に実施しています。


健康宣言

広成建設株式会社では「社員一人ひとりが心身ともに健康にいきいきと働き続けることができる会社」を目指し、社員のこころとからだの健康づくりを推進します。


健康経営の推進体制
健康経営の推進体制

健康経営に関する課題と対応
健康経営で取り組む経営上の課題
建設業を取り巻く高齢化や働き手の減少、長時間労働等の課題がある中で、社員の心身の健康維持・増進及び人材の定着が重要課題である。全ての社員が自身の能力を如何なく発揮できるよう、心身の健康維持・増進及び多様な人材が長く働ける職場づくりに注力していく必要がある。
期待する効果
健康経営の推進により、生活習慣の改善や労働環境の整備に取り組むことで、社員一人ひとりの能力が最大限発揮され、労働生産性と企業価値が向上することを期待する。
 <2023年度目標> 私傷病による労働生産損失3日以下
具体的な対応
課題1 [疾病の早期発見、重症化予防に向けて]
当社は定期健康診断の有所見者率が高く、再検査の受診勧奨等を行っているものの、最終的な判断は社員の判断によるところが大きい。
取り組み ・35歳以上の社員を対象に人間ドック費用補助を行い、人間ドックの受診率を向上させる。生活習慣の改善や病気の治療・予防に向けた機会を提供することにより、社員一人ひとりの健康意識を向上させる。
・定期健康診断の結果、医療機関の受診が必要であると認められた社員を対象に、産業保健師よる再検査受診勧奨を行う。
目標 2023年度目標
 ・人間ドック受診率     80%以上
 ・再検査受診率       60%以上
2027年度に目指す姿
 ・人間ドック受診率     85%以上
 ・再検査受診率       80%以上
課題2 [生活習慣改善、有所見者率改善に向けて]
当社は、夜勤などの不規則な勤務体系や自宅を離れて単身赴任で業務に従事する社員が多く在籍することから、生活習慣の乱れや偏った食生活が起因となる生活習慣病予備軍が多く潜在している傾向がある。
取り組み ・当社の健康課題を分析し、生活改善に向けた情報提供やセミナーを実施する。
・定期健康診断の結果に高リスクが認められる社員を対象に、産業保健師による保健指導を実施する。
目標 2023年度目標
 ・産業保健師による保健指導    80%以上
 ・定期健康診断における有所見者率 対前年比減少
2027年度に目指す姿
 ・産業保健師による保健指導    100%
 ・定期健康診断における有所見者率 対2021年度実績比減少

健康経営に向けた主な取り組み
「からだの健康づくり」に関する取り組み

1. 法定健診の着実な実施と治療の受診勧奨
2. 35歳以上の社員を対象とした人間ドック受診費用の補助
3. 婦人科健診(子宮がん・乳がん)費用の補助
4. 健康診断結果のデータ管理による自社の健康課題の抽出
5. 産業保健師による健診実施後のフォロー(再検査受診勧奨、保健指導)
6. インフルエンザ予防接種費用の全額補助
7. 自販機の健康飲料(トクホ・機能性表示食品)の購入費用補助
8. 禁煙サポート(禁煙外来費用補助)
9. 健康サポートアプリの導入
10. 健康セミナーの実施

「こころの健康づくり」に関する取り組み

1. メンタルヘルス研修の実施(セルフケア・ラインケア)による意識啓発
2. メンタルヘルス推進担当者研修の実施
3. ストレスチェックの実施
4. こころの健康づくり計画の策定とメンタルヘルス推進体制の構築

職場環境改善に関する取り組み

1. 常設作業所の建替・改修による職場環境の整備
2. 受動喫煙対策の実施(原則屋内禁煙、やむを得ない場合は基準を満たす「喫煙専用室」設置)

働き方改革とワークライフバランス支援の取り組み

1. 様々な働き方制度の導入(変形労働時間制、フレックスタイム制、年次有給休暇の半日取得)
2. 4週8休への取り組み
3. ノー残業デーの設定(毎週水曜日)
4. PCのログオン・オフの管理による勤務時間管理の徹底
5. 長時間労働者に対する産業医面談の着実な実施
6. 女性の健康支援(働く女性の健康セミナー、女性技術者意見交換会、婦人科健診補助、健康相談窓口)


健康経営に対する外部からの評価

  • 健康経営優良法人に認定

    広成建設は、経済産業省と日本健康会議が進める健康経営優良法人認定制度において、「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。

    健康経営優良法人制度は、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業を顕彰する制度です。
    健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、外部などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。
  • 健康経営優良法人 認定証
    健康経営優良法人
  • ひろしま企業健康宣言「健康づくり優良事業所」に認定

    当社では、2017年に全国健康保険協会(協会けんぽ)広島支部の取組主旨に賛同し、「ひろしま企業健康宣言」を行いました。
    その取り組み実績が認められ、2023年度(2022年度の取組)において「ひろしま企業健康宣言 健康づくり優良事業所」として認められ、認定基準の中で最高となる5つ星の認定を受けました。

  • ひろしま企業健康宣言認定証
    ひろしま企業健康宣言認定証

健康経営に関する情報公開(2023年3月末現在)

「健康経営」とは、社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実施することです。
企業理念に基づき、社員への健康投資を行うことは、社員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績向上につながると期待されます。

定期健康診断に関する状況

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
受診率 100% 100% 100% 100%
 二次健診(再検査等)受診率 42.2% 40.7%

定期健康診断の結果、再検査や精密検査等が必要と判断された場合、産業保健師から二次健診(再検査等)の受診慫慂を行い、医療機関での再検査受診を促す取組みを行っています。
※「再検査受診率」は、定期健診の結果、医療機関より再検査受診が必要な通知を受けた社員のうち、再検査を受診したものの割合を記載しています。


人間ドック受診費用の補助制度活用率

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
人間ドック受診率 44% 60% 69% 79%

社員の健康づくりの一環として、35歳以上の社員は定期健康診断に代えて人間ドックを自己負担なく受診することが可能です。


ストレスチェックの受検率

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
受検率 100% 100% 100% 100%

広成建設では、自身のこころの健康について客観的に知ることはメンタル不調を未然に防ぐことに繋がると考え、すべての社員がストレスチェックを受検するよう努めています。


時間外労働の推移

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
時間外労働時間 29.4時間 26.3時間 25.4時間 21.5時間

平均有給休暇取得日数の推移

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
取得日数 10.3日 12.2日 12.4日 13.1日

社員の平均勤続年数の推移

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
勤続年数 12.8年 13.6年 13.6年 14.4年

施策の参加率

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
メンタルヘルス研修
(セルフケア)
100% 100% 100% 100%
メンタルヘルス研修
(管理監督層)
100% 100% 100% 100%
健康セミナー
(女性の健康セミナー)
80%
(からだの健康セミナー)
95%
健康飲料購入補助 25% 36%

施策の社員満足度

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
メンタルヘルス研修
(セルフケア)
98% 97% 97% 98%
メンタルヘルス研修
(管理監督層)
98% 99% 100% 99%
健康セミナー
(女性の健康セミナー)
95%
(からだの健康セミナー)
98%
健康経営施策全般 60% 87%

※上記研修・セミナーについては、受講者のうち「今後に活かすことができる」と回答した割合を記載しています。